地図記号
データの内容
- 「地理院地図Vector(仮称)提供実験」で提供されている数値地図(国土基本情報)の地図情報等のデータから、地図記号データ(zoom level=14-16,17、source-layer=symbol)を都道府県もしくは総合振興局、振興局別に抜き出したものです。
- 地図記号は田、畑、広葉樹林、学校、郵便局、神社、水準点などを示すものですが、このデータはそれらの地図上の位置を示したものです。地図記号自体は含まれせんが属性によって識別可能です。
- 位置は地図表記上の位置です。特定の場所を必ずしも示すわけではなく、水田や樹林などその範囲の代表的な点に表記されている場合があります。また、縮尺違いで同じものが別の場所に表記されていたりしている場合もありますのでご注意下さい。
- ファイルフォーマットはシェープファイル形式(文字コードはUTF-8)としています。
- シェープファイル形式の文字コードをUTF-8にした理由についてはよくあるご質問をご覧ください。 (注)ArcGISでは10.2.2以降で対応しています。
- データの範囲は各地域の行政界2020データから外側約4kmの範囲となっており、隣接する他の都道府県もデータに含まれることがあります。
- 現在は一部地域のデータのみ作成しています。
ファイルフォーマット
- シェープファイル形式(拡張子prjで示される座標系ファイル、拡張子CPGで示される文字コードファイルを含む)
座標系(投影法と測地基準)
- 緯度経度、世界測地系(WGS84)
データ利用時の注意事項
- このデータは「地理院地図Vector(仮称)提供実験」(国土地理院)(https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps-vector-experiment)をもとに「コンサベーションGISコンソーシアムジャパン」が作成しました。
- データは、国土地理院コンテンツ利用規約(http://www.gsi.go.jp/kikakuchousei/kikakuchousei40182.html)に従って利用できます。
- データの更新日は地域によって異なります。GISデータ更新情報を参照ください。また、同梱している「使用したデータの更新情報******.txt」も御覧ください。一部の地物名表記がデータの更新日によって変わる可能性があります。今後、国土地理院で提供されるデータの状況にあわせ、こちらのデータ形式や提供方法も予告せず変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。
- データ提供実験の趣旨を十分ご理解の上でご利用くださいますようお願いします。データの利用により生じた損失及び損害等について、国土地理院及びコンサベーションGISコンソーシアムジャパンはいかなる責任も負いませんのでご注意ください。
- 使用時の出典表示の例 「地理院地図Vector(仮称)提供実験」(国土地理院)(https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps-vector-experiment)をもとに「コンサベーションGISコンソーシアムジャパン」(http://cgisj.jp)が作成したデータを使用。
ファイル名の例
- zipファイル名:KanagawaMapSymbol.zip、シェープファイル:地図記号2021_14神奈川県.shp、地図記号2021_42長崎県.shp等
データベースフィールドの定義
- データベースフィールドの定義は以下のとおりです。網掛け部分は、オリジナルデータと同じフィールドです。
- データタイプはオリジナルとは異なる場合があります。
- *1 地物等の属性一覧 https://maps.gsi.go.jp/help/pdf/vector/attribute.pdf
- *2 地物コード及び表示ズームレベル一覧 https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps-vector-experimentl
- *3 オリジナルのフィールド名はgcpCodeFlagだが、シェープファイルのフィールド名が10バイト制限であるため変更。
- *4 付属金属標 https://terras.gsi.go.jp/faq.php#p17
- *5 次のようなケースが有るが今後変わる可能性あり。備考ではより簡潔に記載。2021/4/1時点のデータではftcode=3214で地物名が小学校、ftcode=3213で地物名が中学校となっていたが、2021/10/1のデータではftcodeはそのまま、地物名が小中学校となっている。またzoom level=17のftcode=7101では地物名は電子基準点と電子基準点(付)の2つがある。これはgcpCodeFlagで区別する。
フィールド名*1 |
データタイプ |
フィールドの長さ |
説明 |
orgGILvl |
Text |
50 |
出典地理情報レベル。属性値は、縮尺の分母で500、1000、2500、5000、10000、25000もしくは特定の文字列 |
ftCode |
Long Integer |
地物種別コード。source-layer=symbolに該当する2桁+2桁の数字。*2 |
|
gcpCode |
Text |
254 |
基準点コード |
gcpName |
Text |
254 |
基準点の名称 |
alti |
Float |
標高値。最大で小数点以下4桁まで。 |
|
altiAcc |
Long Integer |
標高値有効小数桁数。最大で4桁まで。 |
|
gcpCodeFla *3 |
Long Integer |
電子基準点の付属金属標。属性値は、0:付属金属標なし、1:付属金属標あり(gcpNameに(付)の名前がついている)。*4 |
|
地物名 |
String/Text |
254 |
記号の日本語名。田、畑、広葉樹林、学校、郵便局、神社、水準点など。 |
備考 |
String/Text |
254 |
地物名に対する注釈を必要に応じて付加。今後データの更新に応じて変更する可能性あり。2021/10/1のデータの時点でftcodeが同じでも地物名が異なる場合などがある。*5 |
参考ホームページ
- ベクトルタイルとその提供実験について https://maps.gsi.go.jp/development/vt.htmll
- 地理院地図Vector(仮称)提供実験(GitHubのページ) https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps-vector-experimentl