想定される質問項目についてこちらでお示しします。
技術の進歩や既定の変更などにより取り扱う内容や説明が変わるもしくは古い説明となってしまう場合があります。
こちらで記載しているのは、あくまでデータ作成時のものですので、予めご了承ください。

道路中心線データにGeoPackage形式も採用したわけ

文字コードの問題(いわゆる文字化け)

ArcGIS 10.2.1 からシェープファイルのデフォルトの文字コードが UTF-8 に変更されました。
しかしながら日本で流通しているシェープファイルにはShift_JIS のデータもまだ多数あります。 実際このホームページで提供されているshapeファイルの文字コードはすべてShift_JIS です。 シェープファイルの文字コードをUTF-8に変換することは可能ですが、文字コードのバイト数の問題(Shift_JIS が 2 バイト、UTF-8 が 3 バイト)から、 変換時にフィールド名や属性を失う可能性があります(*)。
*このホームページの公開データには今のところ変換によるデータ落ちの可能性はありません。

一方、近年ではQGISのユーザも増えています。QGISではシェープファイルはデフォルトでUTF-8コードとして扱われるのでShift_JISでは文字化けが起こります(*)。
*ESRIジャパンのサイト3. シェープファイル文字コード設定ユーティリティには変換ツールが用意されているほか、QGISでも文字コードを変更して表示する、文字コードを変換するなどは可能です。

そこで今後、新規にベクトルデータをシェープファイルで作る場合は、UTF-8のほうが望ましいと思われます。

今後の拡張性

GeoPackage形式は1ファイルに複数のデータ(ラスタデータも)を格納できます。シェープファイル形式と比較してファイルサイズや属性フィールド文字数もかなり大きくとることが可能です。 1ファイルになっているという意味ではArcGISのパーソナル ジオデータベースのような形(*)です。
*もちろん細部は異なります。あくまでもGISソフトウェアからの扱い方の話です。

ArcGISでは直接GeoPackageを編集することはできませんが、 変換は可能ですSQLite データベースの作成 (Create SQLite Database))。
また1ファイルですので他者との交換も容易と思われます。

このようなことを踏まえ、新規に作成するベクトルデータには試験的にGeoPackage形式も採用することとしました。 ただし現状ではGeoPackage形式をArcGISで使用する際、読み込みに時間がかかるケースがあるため、引き続きシェープファイル形式もZIPファイルに含めて提供することとしました。 文字コードはUTF-8としています(なお今後の状況によっては見直す場合もあります。)

GeoPackageデータ使用時の注意事項

  • 比較的新しいデータ形式であるため、GISソフトウェアは最新のものをお使いください。
  • ArcGISでは10.2.2から対応しています。ArcGIS 10.2.2 for Desktop 新機能 – OGC GeoPackage のサポート –
  • 現時点ではこのホームページのデータは道路中心線データでしか採用していません。1ファイル1データとなっております。
    データを表示させる際は、まず拡張子gkpgのファイル名を開き、その中に入っているレイヤ名をマップ上にドラッグ&ドロップしてください。
  • なおArcGISではまだ編集はできません(10.5.1時点)。編集はArcGISの標準フォーマット、ファイル ジオデータベースなどに変換してから行ってください。
  • QGISでは3.0以降から標準フォーマットになるようで3.0.1で操作できることを確認しました。また2.18.19でも確認をしています。

文字コードUTF-8のシェープファイル形式データ使用時の注意事項

  • 拡張子CPGというファイルが追加になっております。このファイルで文字コードを識別しているので忘れないようご注意ください。