地下開度
データの内容
- 標高データより作成した都道府県別の地下開度データです。
- 地下開度は地図表現手法の1つで、谷が高い数値で強調表現されるという特徴があります。
- 定義や計算方法などの詳細は(横山ほか、1999)を参照して下さい。※横山隆三、白沢道生、菊池祐(1999):「開度による地形特徴の表示」、写真測量とリモートセンシング、vol.38、No.4
- 10m間隔で地下開度を保持する画像データとなっています。地下開度の単位は角度で、0~90度の範囲となっています。
- 地下開度の計算条件である計算対象範囲は250m(8方位に対して250mの範囲で計算)固定としています。
- 都道府県境界から外側約5kmの範囲の四角形で切り出した画像に対して地下開度の計算をしたのち、都道府県境界から外側約4kmのバッファーの範囲で切り出しを行っています。
- 海や対象地域外の地域はNodataとしています。Nodataには-9999の値を設定してます。
- 一部の地域のデータについて、2016年10月1日の更新データで更新を行っています。詳しくは「お知らせ」もしくは「GISデータ更新情報」をご覧ください。
ファイル名の例
- zipファイル名:TokyoMainLandNegativeOpenness.zip(東京都本土部分)、MiyakeNegativeOpenness.zip(三宅島)
- imgファイル名:TokyoMainLandNegativeOpenness.img(東京都本土部分)、MiyakeNegativeOpenness.img(三宅島)
- その他、データの内容を示したメタデータ等を含みます。詳しくはzipに同梱されるreadme.txtを御覧ください。
ファイルフォーマット
- ERDAS IMAGINE形式(面積の大きいデータの場合、拡張子igeで示されるファイルがある場合があります)
座標系(投影法と測地基準)
- 平面直角座標系、日本測地系2000(JGD2000)※2016年10月1日更新版使用データは、日本測地系2011(JGD2011)
- 平面直角座標系の系番号は、原則として平成十四年国土交通省告示第九号に基づく適用区域(http://www.gsi.go.jp/LAW/heimencho.html)とします。ただし、北海道については画像データの範囲を総合振興局、振興局別としているため、必ずしもその通りではありません。この場合は、一番多くの面積が含まれる場所の系番号を設定しています。
データの解像度(分解能)
データ出典
- 国土地理院基盤地図情報ダウンロードサービス http://fgd.gsi.go.jp/download/
- データの作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報数値標高モデルデータを使用しました。(承認番号 平24情使、第109号)。※釧路総合振興局、根室振興局のデータについては(測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R3JHs592)となります。