流域界

データの内容

  • 国土数値情報の流域界・非集水域(面)データから作成した全国及び都道府県別の流域界ポリゴンデータです。
  • 元データの属性に加え、管轄地建名などコード化されている属性は実際の文字情報を付加しています。
  • ポリゴン形状は、論理エラーを除き、元データから修正していません。
  • 河川コードや河川名などの属性は元データには含まれませんが、国土数値情報の河川データや流域メッシュデータ、地理院地図(電子国土Web)等*3を参照して付与しています。
  • データの付与は原則、GIS解析に基づいて行っていますが、出典の異なるデータを組み合わせているため、それだけでは精度が不足する場合があります。例えば、河川があるが流域界がない、流域界があるが河川がない、異なった複数水系の河川が1つの流域界に混在している、河川が流域界からはみ出している、等です。そのため、GIS解析に加えて目視確認も行っています。その上でも判断が付かない場合は、名称不明としています。
  • 都道府県別データは、全国版データを編集して作成していますが、流域界が複数の都府県にまたがる場合は、いずれの都府県にも流域界を重複して含めています。
  • 利用に当たってはこれらの点を十分考慮の上お使い下さい。データの使用に伴う損害について、当方では責任を負えませんのでご注意ください。

ファイル名の例

  • zipファイル名:HokkaidoRyuuiki.zip、シェープファイル名:流域界01北海道.shp等

ファイルフォーマット

  • シェープファイル形式(拡張子prjで示される座標系ファイルを含む)

座標系(投影法と測地基準)

  • 緯度経度、日本測地系2000(JGD2000)

追加ファイル

  • GISデータ以外に、国土数値情報ダウンロードデータに含まれるメタデータ(拡張子xml)を含む

データベースフィールドの定義

  • データベースフィールドの定義は以下のとおりです。網掛け部分は、オリジナルデータからデータをそのまま引用したフィールドです。
  • フィールド名

    データタイプ

    フィールドの長さ

    説明

    W12_001 *1

    Text

    1

    流域界・非集水域区分コード、オリジナルデータと同一

    W12_002 *1

    Text

    5

    水系域コード、オリジナルデータと同一、水系CDとは異なるが参考として残した

    W12_003 *1

    Text

    4

    単位流域コード、オリジナルデータと同一

    管轄地建

    Text

    20

    W12_002(水系域コード)の初めの2桁を抽出して作成した管轄地建コードを利用して付加した管轄地建名

    水系NO

    Text

    3

    水系CD(水系コード)の後ろの3桁を抽出して作成した水系番号

    河川CD

    Text

    20

    国土数値情報の河川データや流域メッシュデータ、地理院地図等*3を参照し、GIS解析もしくは目視確認で付加した河川コード。流域に河川データはあるが、その河川名が不明、もしくは河川コード不明の場合は都道府県コード以下の番号(3桁名以降)は全て0となる。流域に河川データがない場合は「河川データ無し」とした。

    河川名

    Text

    50

    国土数値情報の河川データや流域メッシュデータ、地理院地図等*3を参照し、GIS解析もしくは目視確認で付加した河川名。流域に河川データはあるが、その河川名が不明の場合は「名称不明」とした。流域に河川データがない場合は「河川データ無し」とした。

    水系名

    Text

    50

    国土数値情報の河川データや流域メッシュデータ、地理院地図等*3を参照し、GIS解析もしくは目視確認で付加した水系名。水系名不明の場合は「名称不明」とした。流域に河川データがなくて水系名不明の場合は「河川データ無し」とした。但し河川がなくても周囲の状況から水系及び水系コードが明らかな場合は記載し、備考にその旨記載している。

    水系CD

    Text

    20

    水系名を元に設定した水系コード。実際には河川コードの初めの6桁と同一。W12_002とは異なる場合あり。水系名不明の場合は都道府県コード以下の番号(3桁名以降)は全て0となる。流域に河川(線)データがなくて水系名不明の場合は「河川データ無し」とした。但し河川がなくても周囲の状況から水系及び水系コードが明らかな場合は記載し、備考にその旨記載している。

    都道府県CD

    Text

    2

    全国版データについて行政界データとの位置関係をGIS解析して付加した都道府県コード。複数都府県に含まれる流域については、より都道府県コードの小さいものに割り当てている。

    都道府県名

    Text

    8

    上記都道府県コードを、都道府県名に変換したもの

    都道府県NO

    Long Integer

    10

    上記都道府県コードを、都道府県番号に変換したもの

    備考 *2 *3

    Text

    50 or 100

    修正をした場合にその内容を示す。一部の地域のデータはフィールドの長さが100。

  • *1 W12_001、W12_002、W12_003はオリジナルデータとの整合性のために残したフィールド
  • *2 備考フィールドの主な記載事項(これら以外の記載や複合記載もあり)
  • 「全河川名が名称不明」、「名称不明を除く最長の河川名を付加」、「最長の河川名を付加」、「河川名、水系名不明」、「河川名不明」、「水系名不明」、「流域界内に河川データ無し」、「河川データは無いが水系を周囲の状況から推定し付加」、「水系を周囲の状況から推定し付加」、「地形図に基づき河川コード、河川名を変更」。
  • *3 埼玉県のデータについては、「地図で見る埼玉の環境 Atlas Eco Saitama 埼玉県河川・流域界データ」も利用した。この河川・流域界データは、国土数値情報の河川、流域界データと必ずしも一致しないが、一方で用水路などの属性情報が豊富である。名称不明のままとするより名称がついていたほうが利便性が高いと考え、今回利用した。
  • 利用にあたっては、国土数値情報の河川、流域界データ、埼玉県河川データの3者を見比べ、河川データだけでは河川名がわからない場合で、河川、埼玉県河川データが一致していると考えられる場合にのみ属性を変更した。
  • 用水は流路が人工的に造られたものがあり、必ずしも元々の流域や水系と形状が一致しない場合があるが、水系は元のまま河川名のみを変更した。この方法で修正したデータは、備考に「埼玉県地理環境情報WebGIS河川データに基づき河川名を変更」のように記載した。

データ出典

参考ホームページ